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やるせない命の‘軽さ’
2008/07/19 12:07

昨日営業から帰ってくると、ちょうど会社の前の道路わきに、生後2~3ヶ月くらいのカワイイ子猫が横たわっていた。
ピクリともしない。
よく見ると、頭から血が出ていた。(思わずギョッとした)
たぶん、車にはねられたのだろう。
死んでいた。
しばらく、どうしようか考えていると、散歩中の大型犬がそれを見つけ、匂いをかいで立ち去っていった。
その後、通りかかった学校帰りの女子中学生が、「かわいそう」っていいながら、しばらくのぞき込み、そして去っていった。
「キモチわるぅ~。」 「かわいそう。」 「どうしよう・・・。」 
事務所にいたスタッフにも協力してもらい、とりあえずダンボールの箱に入れ、新聞紙をかぶせ、ふたを閉じた。
箱ごと植栽の下に置き、金沢市の動物の死体処理をしてくれるところに電話をする。
翌朝、引き取りに来てくれることになった。
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今朝、会社に来ると、夜に降った雨で、その場所はきれいに洗い流されていた。
ダンボール箱は雨にぬれ、まだ、昨日と同じ場所にあった。
約1時間後、
その場所からダンボール箱は消えていた。