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ピリオド
2012/03/20 11:03

 能登のある中学校の先生からのFAX
「前略、N中学校は、今年度をもちまして閉校となります。
毎回、毎回、子どもたちの進路に関して、「心の指針」となる
濃い内容の「さくらノート」をとても楽しみにしておりました。
掲載されている内容を拝読し、是非お話しを伺いたくなり、
ご講演いただいた方もありました。ありがとうございました。
 残念ながら、本校は3月をもちまして閉校となります。配信
などにおいて、4月から無駄が出ませんようにと思い、お知らせ
申し上げます。
 末筆ながら、貴社の今後益々のご発展をお祈りいたしております」
 この3月の卒業式を最後に、学校が終わってしまうとのこと。
それにしても、ここ数年、能登地区の中学、高校の閉校ラッシュは尋常ではない!
地元の高校を卒業したら、9割近くが地元を出ていく土地柄。無理もない。
 毎年発表される石川県内の市町村別の人口移動の数字を見ると、
奥能登の高校卒業生の数がそのまま転出人数となっていると推測される。
 20年前、かつて勤めていた会社で、能登全域を営業で3年ほど回っていた
ことがある。お客さんは、建設関係の職人さん。みんな優しくて、つきあいを
大切にするいい人たちだった。
 奥能登方面のお客さんには特に世話になった。祭りのキリコを担ぐ若衆
がいなくて、毎年、助っ人に呼ばれた。いつも、ごっつおう三昧で楽しみだった。
 今思うと、その頃から既に、若者はいなくなっていた。
 能登には有名なお祭りが随所にある。きっと、祭りのその時期だけは、地元に
若者が戻ってきて、にぎやかさを取り戻すのだろう。
 しかし、祭りのあとは、また出て行ってしまう。
 
 「さくらノート」を楽しみに読んでいてくれていたことを知り、嬉しい反面、
寂しい気持ちと、あまり能登の会社を紹介できなかったことを悔しく思う気持ちが
交差する。
  
 「能登はやさしや土までも」能登が住む人にとって、本当にやさしい土地となる
日は、いつかやってくるのだろうか。