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初講義
2008/06/21 09:06

金沢星稜大学で講義をしました。
5月28日、大学生を前に講義をしてきました。
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盤水社の起業のいきさつ、さくらノートにかける私の念いを話してきました。
今まで生きてきた中で、色んな選択場面があったと思う。
高校の選択
文系or理系の選択
就職or進学の選択
大学の選択
専攻学科の選択
・・・etc.
Q.実際この中で、ちゃんと選択ができた人はどのくらいいますか?
Q.ちゃんと目的があって、この大学に入学した人?
Q.(幼稚園児や小・中学生に質問するように)大人になったら何になりたいか
決めてるひと?
この最後の質問で手をあげた学生は1人だけだった。
 
彼らの中には、職場体験といった“いわゆるキャリア教育”を受けてきた学生も若干いたものの、「将来を見通した進路選択という考え方」を持たずに大学に進学してしまったように感じた。
 確かに小学生くらいまでは、「大きくなったら○○になりたい」ってみんな言えるのに、いつの間にか、言うことが憚れてしまうのはなぜなのか?
 イチローや高校生プロゴルファーの石川遼が、小学校の時の作文に将来の自分について明確に書いているという話はあまりにも有名。
 さくらノートには、スーパーヒーローは登場しないけど、身近な職場で働く、“かっこいい”色んな大人が紹介されている。
 読んで、心に響いた大人が載ったさくらノートをコッソリとっておいて、将来是非、就職の面接に持っていって欲しい。
 
「私は中学生の時、この人の記事を読んで感動し、ずっと憧れていました。」
そう言ってくれたら、採用せずにはいられないだろうね。