今日は、小松方面の企業さんを訪問しました。
某地元有名企業(メーカー)の総務部長さんのお話。
かつては地元の工業高校で進学するのは、約2割。残った8割の就職組のトップ2割が、採用対象だった。しかし、今は進学する学生が多くて、高校生の採用はとても厳しい。
この会社の場合、自社で学校も持ち、大学に行かずとも、高度な教育プロセスによって、優秀なエンジニアを育成できる。実際、映え抜きの技術者の多くは、そこの出身者である。
実のところ、無駄に4年間を過ごした大学生が入社を希望しても、採用になる可能性は、高校卒よりも低い。
しかし、大学に行き易く、行かせたい先生や親の意向もあって、進学者が多くなる傾向が近年ますます強くなっている。
‘とりあえず大学を出といたほうが、将来有利’という考えは、これからの時代は通用しない。先生も親もそういった考えから脱却し、将来を見通した進路選択について一緒に考えてもらう必要がある。
それには、まず先生が地元の企業についてもっと知ることが先決である。
「さくらノート」はまさにそれを実践する手段として大変有効なものである。
早く、小松・加賀版を出してほしい!!
さくらノートのレーゾン・デートル(存在理由)
それは、
“郷土愛的キャリア教育”で、地域の人的資源をゆたかにすること
危機感
2007/10/09 11:10