2月10日(水)、金沢北陵高校の2年生180人に
「天職のみつけ方」というテーマで講話をさせていただきました。
今まで中学、高校で何度か話をさせていただいてますが、
この日与えられた時間はなんと90分!
しかも、一番目蓋が重くなる1時30分から。
「よーし、90分間、寝させないぞ!」と意気込んで教壇に立ったものの、
教室内はすでに「どよ~ん」とした雰囲気で、最初から寝ることを
決め込んでいる生徒もチラホラ。
(自分が高校生だった頃を思い出すと、この手の時間はまず寝てたな…。)
最初の“つかみネタ”も予想通り、無反応。
中学生と違って、この年代はかなり手強い。
興味を惹きつけようとしてヘタなギャグや、ウケをねらった笑い話をしても
全く効果は期待できない。
ただ、目つきや態度が明らかに変わって、真剣に聞いてくれる時が必ずある。
それは、自分が今まで取材をした「さくらノート」に登場してくれた200人以上の
職業人の中から、選りすぐりのストーリーを話す時だ。
スーパースターの話でなくても、職人さんやスーパーのレジ係の人、コックさん等、
身近な大人の真剣に生きている話が、生徒の胸を打つのだ。
後日、今回お招きいただいた上野先生が、わざわざ生徒さんの感想文を持ってご来社
下さいました。
どの感想文もしっかり書いてあって、感動しました。
金沢北陵高校で講話
2010/02/25 08:02