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いしかわ産業人材構想
2009/07/10 06:07

「いしかわ産業人材構想」 次世代人材部会の第1回目の会議が
石川県庁で行われ、委員として参加して参りました。
議題は、
①石川県産業・企業の魅力発信について
②若者の理工系離れの防止について
③グローバル化が進展する中で若者に求められる能力について
④教育機関や支援機関の役割について
私は、さくらノートの取材を通して気付いたことを、意見として述べさせて
いただきました。(以下、要約して紹介します)
・もし、「モノづくりの魅力」について、子供から聞かれたら、
 自信をもって語れる大人がいますか? 
・技術習得をめざし、毎日放課後、練習に励む工業高校生の話。
・進路選択のプロセスに関して
 中学→高校進学  工業系に進む生徒の動機づけについて。
             興味よりも、成績によって決められていないか?
 文系or理系選択  何をもって判断するのか? 分ける意味はあるのか?
             将来の職業にまでつなげて指導することが必要ではないか?
 
 高校→大学進学  一般的に、「理系だったから」というだけで、工業大学に進む
             ケースが多い。
             成績で学部が決定する場合も多く、入学した学科の授業内容に
             自分の興味がついていかないと、入学後に迷う学生が多い。
・ファーストインプレッション、興味の持続、将来へ繋げるアドバイスが必要
             例えば、技術家庭の時間にハンダづけをしたり、ラジオをつくっ
             たりする最初のものづくり体験で、どう興味を持たせるか?
             工業高校ってこんなに面白い。もっとPRを。
             理工系の大学に進むなら、当然、工業高校を卒業したほうが
             有利だという認識づくり。
             将来、つながっていくであろう仕事について、具体的にイメージ
              させてやれるか?→コーディネータの役割
子供の数は、17年間で4割減!限りなく半分に近づいています。
少子化がますます深刻化していく現在、特に地域経済にとって、
若手人材の確保は、死活問題です。
学校、家庭、企業、行政が連携する必要を感じます。
私が、唱えている「郷土愛的キャリア教育」が、やはりこれから
求められていると、皆さんの意見を聞いていて痛感しました。