I choose to be happy
幸せになる道は、自分が選ぶもの
プレゼンをしているのはリジー・ベラスケスさん。現在24歳。
生まれつき稀な病気(Neonatal Progeroid Syndrome)にかかり、
「他の女の子とは違う」見た目の女性とした育ちます。
そんな背景がありつつも、子どもの頃は人と話すのがすきで、
活動的に過ごします。
そんな生活を過ごすなか、彼女はたまたまYouTubeに
「世界でいちばん醜い女性(World’s Ugliest Woman)」と題する
8秒のビデオを見つけて、愕然とします。
その動画は400万回以上再生されており、コメント欄には「頼むから、自殺してくれ!」
など、誹謗中傷が無数に掲載されていました。そこに映っていたのは彼女自身でした。
彼女はそこで「幸せになるか、不幸になるか」という岐路に立ち向かいます。
普通なら絶望してしまいそうですが、彼女はそうした心ない中傷を何度も何度も乗り越え、
3冊の書籍を出版し、大学を卒業します。
プレゼンのタイトルに「I Choose To Be Happy」とあるように、
彼女は幸せになることを選んだわけです。
生まれつきの病気で体が小さく、他人から「モンスターのように醜い」
と言われ、更に片目も見えないような女の子、Lizzie。
しかし、母親はLizzieの事を障害者や病人としてではなく、
普通の子どもとして扱い、育てた。
幼稚園に入ったLizzieは、他の子供から怖がられたり、
嫌われたのだが、その訳が分からないくらいだった。
自分では普通だと思っていたLizzieだったが、
周りの反応はやはり普通とはみなしていなかった、、
自分の顔が「世界で一番醜い女性」としてインターネットに投稿され、
そこに書き込まれていたのは、「頼むから頭に銃を当てて、死んでくれ!」
といった、ものすごい数のコメント。
この苦しみによって、彼女はトコトン考えた。
「私って何なんだろう?」
そしてLizzieは気づいた。
「自分自身を決めるのは他人ではなく、自分自身である」と。
「私は私だ。他の人がなんと言おうと!
他の人が醜いと言っているから醜いとかそんなのじゃない!
外見なんかで自分が決まるのではない。
自分は自己啓発の講演をするような人になるんだ!本も書くんだ!」
そしてLizzieは必死にそのなりたい自分を目指して行動を続けた。
人からのネガティブな意見はすべて自分がなりたい自分になるためのハシゴの一段一段
だと思って進み続けたのだ。