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柔よく剛を制す
2009/05/16 04:05

土曜日の午前中、武道館の近くを散歩途中、
建物から聞こえてくる歓声に惹かれて中へ、
中学生の柔道大会が行われていた。
見物がてら、ほんの10分くらいと思っていたのが、
その気迫に、思わず時間が経過するのも忘れて見入ってしまった。
応援にきていたお母さんたちの声援も、気合いが入っていてスゴイ!
まるで、いっしょに闘っているようだった。
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いくつもの試合を見ていて気がついたこと。
組み合う前、お互いに向き合った選手を見比べると、
見るからに体格も違えば顔つきも違う、
どう見ても、「こっちが勝つな」と思って、取り組みが始まると、
50%は予想がはずれた。
小さくて細い子は、動きが早い。
そして、チョコマカと、しょっちゅう色んな技をかけようとする
反対に体重もあって、力のあるように見える子は、
確かに技が大きいけれど、かける技の数は、
小さい方に劣ってしまうことが多いように思えた。
一本勝ちや技ありなど、勝敗がハッキリしている場合はいいとして、
判定にもつれ込んだときに、旗があがるのは、やっぱり動きがいい方だ。
何度も何度もねらってくるし、いろんな技を知っている。そして粘り強い。
小さい選手が技をかけるときはリスクをともなう。失敗すると大きな選手に
覆いかぶさられてしまうからだ。
それを恐れずに相手のフトコロになんどもなんども飛び込んでいく姿に感動した。