ブログ

1/Hitachi
2011/07/30 03:07

hitachi.jpg
この
日立のCMを見ると、なぜかワクワクしてくる。
日本人エンジニアとインドネシアの現地スタッフのコミカルな
会話が面白い。
「お仕事好きですねぇ~」
「好きじゃねぇよ!」
ほとんど、この会話の繰り返し。
この日本人エンジニアの使命は、電気の通っていない未開の地を調査し、その地域
に見合った電源システムを設置すること。
未開のジャングルの奥地にある村に電気を通すため、現地スタッフと奮闘する姿が、
とても感動的だ。
BOP(Base Of the Pyramid)層を対象としたビジネスに熱い視線が注がれている。
貧困生活から脱出し、産業と雇用が生まれた時、BOP層は中間所得層となり、成長力
に満ちた新市場が生まれる可能性を秘めているからだ。
たぶん、僕が学生時代にこのCMを見ていたら、間違いなくクギづけになっていた
だろう。今でも鳥肌がたってしまうのだから。
このCMシリーズは大好きだ。働く意義を理屈じゃなく、単純に表現している。
かつて、「ムルデカ17805」という映画があった。インドネシアの独立のために命を
捨てて戦う日本兵の物語だ。

「ムルデカ(MERDEKA)」とは、インドネシア語で独立を意味し、インドネシア国歌
にも、繰り返し出てくる。
「17805」 は日本の皇紀2605年8月17日をあらわしている。独立運動指導者の
スカルノとハッタは、インドネシアの独立宣言文にこの日付を使用した。
日本を代表する企業には、武士道精神を持ったビジネス戦士がまだまだいることを
誇りに思う。