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就職協定また後倒し

2013/07/11 12:07

いわゆる「就職協定」がまたまた変更になった。 会社説明会の解禁が大学3年生の12月から、3月へと さらに後倒しになり、実際は大学4年生からのスタートと いうことになる。 前回、10月から12月に変わった時も、「就職活動が早いと 学業に支障をきたす」と、表向きは学生を思いやるような 言葉で理由が説明さたが、実際に大学を回ってみると、 腰の重い学生たちを尻目に、就職指導をする先生のあせり の声だけが聞こえてくる。 一般的に就業意欲に欠けると言われる学生たちにとってみれば、 ゆっくり、クリスマスと正月を過ごせるだけの話。 実は、人事担当者だ...

「職業選択の十戒」

2013/05/11 03:05

韓国キョンナムのコチャン高校の「職業選択の十戒」 一.月給が少ない方を選べ 二.自分が望むところではなく、自分を必要とするところを選べ 三.昇進のチャンスがほとんどないところを選べ 四.全ての条件が揃えられているところを避け、最初から始めなければならない   未開墾の荒地を選べ 五.我先にと集まって行くところには絶対に行くな、誰も行かないところに行け 六.将来性が全くないと思うところに行け 七.社会的尊敬が望めないところに行け 八.真ん中ではなく、ふちに行け 九.両親や妻、婚約者が必死に反対するところなら間違いない、疑わずに行け 十....

MADE IN JAPAN

2013/02/10 12:02

テレビ60年記念ドラマ「メイドインジャパン」(NHK)の最終回を見終わった。 実にいいドラマだった。演技も素晴らしかった。 胸が熱くなると同時に、血が騒ぐ感覚を覚えた。 かつてタクミ電機でリチウムイオン電池の開発責任者として働いてた迫田は、 不採算を理由にリストラされた後、中国の新興電機メーカーの来生(ライシェ) の工場長として迎えられる。 タクミ電機の提訴を受け、来日した迫田が記者会見で、ライシェ側の阻止を 振り切ってまでも述べたかった言葉、 「会社や国を裏切っても、技術は決して裏切ってはならない!」 「人のために役立つ」という、も...

嬉しかったコト

2013/02/04 06:02

土曜日に石川県版VOL.20に掲載される会社さんへインタビューに行きました 創刊7年目になったさくらノート。最近では取材をしていると「学生時代に読みました」と おっしゃってくださる若い社員さんも増えてきました。 今回取材のMさんにも「さくらノートって知っていましたか?」と聞くと・・・・ 「僕、さくらノートの記事を読んで、この会社に入りたいと思ったんです!」 大学生の就職活動で、さくらノートを初めて手にしたMさん。 記事の一文にひかれ、今の会社に応募したそうです。 とっても嬉しい言葉です そしてなにより、読者だった方が、...

笹山トンネル崩落事故に思う

2012/12/05 11:12

 また、悲劇がおきた。 今回の事故の調査委員会の発表や専門家の話から類推すると、 見えてきたことがある。  当時の技術や材料の問題とする見方もあるが、おおよそこれは 人災だったということだ。  コンクリート建造物の施工は非常に難しい。厳しい品質管理 のもとで造られる鉄骨などと違って、現場でセメントと砂利、水を 混和させてつくるコンクリートは、施工する作業者によって、強度 も耐久性も左右される。  配合のバランスや手順、乾燥時間など、現場作業員の経験 や教育、モラルによっても違いが出るのは否めない。また、工程が 決まっているため、遅れが...