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一流の基本はABC (Part2)
2010/04/22 05:04

―Part1に続き、小宮 一慶さんの講演会より―
人生を楽しむために必要なこと
運命は「宿命」と「環境」による
今、目の前に起こっていることを前向きにとらえられるかどうかで運命は変わる。
人間はポジティブ(+)な感情とネガティブ(-)な感情を同時に持ち合わせる
ことはできない。
ネガティブな状態に長く留まることは、ポジティブな時間を減らすことになるから、
できるだけ早く、ネガティブな時間を断ち切って、ポジティブな時間に移行すること
がポイント。ポジティブなことを考えている時、脳は活性化されている。
そうは言っても、頭にくることや怒りの感情はなかなか抑えられない。だから、訓練が
必要だ。
○お坊さんと一般人の違い ―座禅実験―
(座禅途中、幼稚園児が大勢やって来て騒ぐ。その間の脳波の変化を調べた)
坊さんの場合・・・脳波が乱れるのが早い(すぐにキレる)が、
           すぐ安定状態に戻れる
一般人の場合・・・脳波はゆっくりと乱れる(鈍い)ものの、
            再び安定するまでに時間がかかる
○感情を切り替える簡単な訓練方法
座禅の修業をしなくても、輪ゴムひとつあれば、簡単に訓練ができる。
輪ゴムを手首にかけておき、ネガティブな感情が湧いてきたら、一旦はその感情に
浸りつつ、輪ゴムをパチンとはじく。それだけ!
それによってネガティブからポジティブへの切り替えを行うのだ。
「串団子」の人生が大事
―(自分)―(家族)―(会社)―(社会)―
自分-家族-会社-社会のすべてが串刺しになっていないとダメ。
一つもはずさない生き方でなかったら、真の自己実現とは言えない。
お金や地位が人生の目的となってはいけないが、「欲」がないのもいけない。
「欲」はエンジン。「理性」がハンドルとブレーキ。
「金を追うより、仕事を追え!お金がついてくるくらい、いい仕事をしてみろ!」
「自分はどういう生き方をしたいかよく考え、努力を楽しめ!」(努力することは
 自己犠牲と違う)
「経済も政治も人を幸せにするために存在する」